- 2024/11/20
足場が崩壊する事故は何が原因になっていることが多い?
足場の崩壊事故。
年に数回、そういったニュースが流れますね。
足場の崩壊は作業員の安全を脅かすものですから、絶対に避けたい状況です。
足場が崩壊する原因の1つは「不適切な組み立て」。
足場が正しい手順に従って組み立てられていないと、強度不足したり、バランスが悪くなります。
それが崩壊の引き金となってしまいます。
経験不足の作業員によるミスもありますし、ベテランでも手抜き作業をしたり、集中力が欠如して、しっかり取り付けられていなかったというケースがあります。
次に挙げられるのが「劣化した資材の使用」。
足場の資材が古くなったり、損傷していたりすると、十分な強度を保てません。
特に錆びたり、曲がったりしている場合の使用はNG。
資材の定期的な点検とメンテナンスは欠かせません。
さらに「不十分な地盤の安定性」も大きな原因です。
足場が設置される地面がしっかりと安定していなければ、全体がぐらつき、崩壊する危険性が高まります。
特に雨天時などは、地面がぬかるんで不安定になるので、事前の地盤補強が必要です。
また、「過剰な荷重」が原因のケースも。
足場の設計上の制限を超える重量がかかると、構造が耐えきれず崩壊することがあります。
作業員が耐荷重を理解していなったり、あるいは設計段階から無理があった可能性があります。
弊社ではこういった事故が起こらないよう、念入りな準備をして対応しています。